モノ作りの始まりストーリー 後編

· ファミリー,モノ作り

17才で学校を辞めてから、忙しいときには手伝っていた父の工場で、自然と手伝うことが増える。

でも遊びたい盛んなので、僕は家具を作りたいから、働きに行きません。ということにした。

そこで初めて大きいものを作ったのがベット。

材料を購入するのに、木材を販売し家具を製作するお店に行き、「僕はこの仕事がしたい!」と気づく。母に相談するが他の道を進められる。

父の仕事を手伝いながら、次は棚、次は机、次はダイニングテーブル、、どんどん製作する傍ら、卒検のようなものを受けるためのプライベートスクールも通い卒業資格を得る。

製作を続けていたら、欲しいという声も上がり、販売や、人に製作を始める。

父の仕事や製作も継続しながら、軍隊へ行き、軍隊終了した友人たちとインドへ渡航。インド北部での原始的でシンプルな暮らしや、人の強さや優しさ感銘を受け、今の生き方につながるわけです。

24才の時、2回目のインドの滞在中にパートナーのアキコ(私)に出会い、アキコがイスラエルに来てから、建築、インテリア学科で学び、2級建築士の資格を得たものの、パソコンでの作業は好きではなく、また学校での学びは役に立たないと感じ、父が緊急手術をすることをきっかけに、父の仕事場に戻りますが、息子を授かった時で父の仕事を継ぐことも本気で考えたものの父との方針が合わず、離れることに決めます。

自分の手で製作することが好きであり、追及していきたいことだと、モノ作りの道を歩むことを決めたのでした。

 

日本に来てからは、道具や材料が仕入れられなかったり、言語はわからない、気候や水も違うという環境の変化が大きなチャレンジでした。

 

今、ようやく作りたいものが作れる。

製作のたびにチャレンジがあるわけですが、工夫して乗り越えると、経験と技術を手に入れられる、喜びでもあります。

 

作らせてもらえるチャンスをもらえることに感謝していますが、さらにたくさんのモノ作りをする機会がありますようにと願っています。

 

いただいた依頼で作らない日も、家のものを作り、直し、何かを作り続けるリファ。

一生をかけて学び続け、磨き続ける、素敵な誇りのパートナーです。